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【アジア部代表者プロフィール: Akiko】
単身渡米留学、卒業後、外資系土地開発会社に就職。

ニューヨーク・ニュージャージーの開発プロジェクトに携わり、その後、大手米系総合不動産会社に転職、
エージェントとして10年以上、投資、商業および住宅賃貸管理を経験してきました。

日本とは規制・商習慣の異なるNY不動産の特性や魅力などマンハッタンの活きた情報を、現地からお届けします。

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世界からみる日本、日系企業への今後の期待

皆様、こんにちは!

ニューヨークも先週あたりからようやく夏真っ盛りとなりました。



こんにちは。記事担当Japan divisionの橋と申します。
よろしくお願いいたします。

さて、今日はちょっとだけ経済のお話をしようと思います。



2か月前、日産自動車の社長兼CEOのカルロス・ゴーン氏が退団するというニュースは世間を騒がせました。

ゴーン氏の社長退団に伴い、日産の株価は0.6%下落し、ゴーン氏が新しく会長を務める三菱自動車は4日続伸し一時は3%上昇しました。

ゴーン氏といえば、1999年に日産のCOOとして就任し日産の赤字期を立て直した立役者なイメージを持ちますね。そして、大幅な組織改革を行いました。

その一つに営業部と開発部の結びつきを強くし、顧客のニーズに沿った商品開発を効果的に行ったことなどがあります。

その結果、約2兆円あった負債はゴーン氏就任後のたった4年で全額返済することができました。

これは「リーダー」が「会社」を支えているという一つの事例ではないでしょうか。

他にもリーダーによって会社が左右されているという例はいくつもあります。

 

例えば、最近の出来事ではGEのCEOジェフ・イメルト氏の退団に伴い、GEの株が3.38%下落しました。

確かに、株主にとってリーダーシップは投資への一つの基準であるかもしれません。

日本ではSoftBankの孫正義氏が強いリーダーシップを発揮していますが、

日系会社ではあまりリーダーシップが変わったところで株に大きな影響を与える会社は見受けられないように感じます。

(Leadershipにより株が左右されるという”表現”は、企業にとって世界に発するメッセージのほんのひとつの手段に過ぎないのですが。)

 

トランプ大統領が就任し、アメリカのTPP脱退など、今後アメリカがグローバルな経済に参加する機会が

減るかもしれないと考えられる人も多いと思いますが、逆にこれは日本の企業が世界で活躍できるチャンスではないかと思います。


日系企業のTOPのお客様と接する機会も多い私たちチームは、日々日本からのご駐在の方々とコミュニケーションをとっており、

ある意味では日系企業の現在のマネージメントの動きや今後どのように人材投資していくのかをか垣間見ることができます。

(※企業名はDisclose致しません)


確かに、10年前に比べると、企業によって人材を現地へ派遣させるそのもののボリュームや期間など、まちまちですが、

ひとつだけ言えるのは転職が急に増えたことではないでしょうか。

優秀な日本人が独立したり、逆に外資系へ転職し、ステップアップしていく姿を多く見てきました。

今後の日系企業にとって、優秀な人材の確保は存亡の分かれ道になっていくのではないでしょうか。

アメリカは、正にEntrepreneur(個人起業家)社会。

食うか食われるか、というのはアメリカ社会で日々感じることですが、一人ひとりを見ていくと、

果たして自分たちが本当にその企業で働くことを誇りに思っているのか、というところにあります。

志なくして、企業は育っていくことはできません。

優秀な人も世界には山ほどいます。

ニューヨークには、PH.Dをいくつも持っている人や、アイビーリーグを卒業した新人社員が溢れていて、

そのような彼らでも仕事探しに炙れています。

(因みにニューヨークでの新入社員の年収は平均約50~55K、すなわち日本円で500万円~スタートです)


もはや、英語ができないから、といってアメリカ人と闘うことは難しいことになります。


さて・・・話はすこしずれますが、ここで一旦ニューヨークの不動産VSニューヨーカーの年収の話をしたいと思います。

日本の平均世帯所得は 579.7万円。

(2003年データ。厚生労働省http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_1_3.html )

因みに東京都区部の一世帯当たり平均所得は、651.5万円。

(2003年データ。総務省統計局http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tmita/tm-index.htm )

次に、NY(マンハッタン)を見てみましょう。


実は、マンハッタンの世帯の平均年収は、なんと111,234ドルです。

(2000年データ。US Census Bureau http://factfinder.census.gov/servlet/QTTable?_bm=y&-geo_id=06000US3606144919&-qr_name=DEC_2000_SF3_U_QTP32&-ds_name=DEC_2000_SF3_U )

これを2000年の期間平均為替レート($/\107.86)で換算すると、ちょうど1200万円くらい、となります。

東京都区部の数字は651.5万円なので、なんと倍近いという驚愕の数字となります。

ちなみに2003年には、47,415ドルになっています。丁度550万円くらいとなり、中位数ではありますが、

これは東京都区部の平均値651.5万円以下となります。

一方、忘れてはいけないのは、年収一万ドル以下(年収110万円以下)の貧民世帯がマンハッタンに14.1%もいることです。

こういったデータから、マンハッタンの所得格差には大きな幅があると見てとれます。


・・・話はそれましたが、


日系企業はもっともっと我こそは!というリーダーシップ精神と、世界への積極的なアピールをしていってほしいと思います。

マーケティングを見てみても、アピール度はその広告宣伝費の投入も浅く、そして何より残念なことに印象が薄い。

結果、日系企業の素晴らしさを認識しているアメリカ人が少ない。

日本では大手企業であっても、一般市民ニューヨーカーは知らないという人が多くいます。日本人からしてみたらそんなのも知らんのか?というところですが、それほど日本企業はアメリカで発言していないように見受けられるのです。

さすがに日系大手メーカー(車やハードウェアなどで知られる)企業で知らない人はいないですが・・・

ということで、アメリカからみた私たち日本人の日系企業に対する印象は、

”もっと企業の魅力やそのものをアピールしてほしい!”

ということです。



「人」によって、「会社」が作られているということを理解し、世界に発展してきた日系企業。
優秀な中国人は深圳で起業をし始めている。
シリコンバレーから、中国に場が作られた。

中国とインドに戦うには、今後日本は世界とどのように戦っていくのか。というところですね。

日本の存亡の分かれ道は、英知をいかに集めるか、何で存在発揮していくのか。
この視点から考えると、リーダーシップがやはり大事になるのではないでしょうか。

日系企業もリーダーが優秀なところが多いですが、管理しているTOPの方々が優秀な人材(部下・社員)に対して、
いかに聞く耳を持ち、Motivateし、そしてそれを実行していくのか。
そういう仕組みが社内で確立していかないと、世界で戦うには難しい気がしてなりません。


私たち在米日本人チームは、日本代表として、マンハッタン・ニューヨークという世界の一流が集まるこの部隊で

活躍する日本人の皆様のために日々様々な人種と闘いながら立場を確立していかなければなりません。

そのためには、志をいつも高く置くよう、日々精進しております。

そして、そんな皆様のお役立てができれば、この上ない喜びです。

日系企業に世界を牽引していってほしいと強く願っております。

今後、世界の中で日系企業がどのようにプレゼンスを発揮するのか、日系企業の活躍に期待します。

 

 Japan division・橋

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